香港への鉢物輸出の将来
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    先週の金曜日から昨日までの4日間、香港のフローラルバイヤーが来日していました。

    来日したバイヤーは私の親友であり、ビジネスパートナーでもあるマーティンさん。
    彼の所有する花屋さんの運営会社では昨年から本格的に鉢物輸入を開始し、オランダからはすでに毎週鉢物を輸入しています。

    そして、今年は日本から大量の鉢物洋蘭を春節向けに輸入するチャレンジを成功させ、現在は鉢物卸を香港に設立しようと頑張っています。また、彼は香港最大の切花卸のオーナーでもあります。


    そんな彼ですが、昨年豊明花きが香港で主催したToyoake Kaki Flower Show/Japan Bloom Fair in HK 2010をサポートしてくれた中で、春節の蘭以外にも輸入する商機があるのではと思い始め、バレンタイン、ホワイトデーでの日本の鉢物の販売にチャレンジしてくださいました。


    そして、震災後の風評被害が激しい中で、母の日前には鉢物のチャリティー販売にも取り組み、震災以降すべての国内業者さんから輸出が止まっていた日本の花の香港での通関の再開に大きな貢献をしてくれた方でもあります。

    彼は土曜日の豊明花きでのトレードフェアに参加され、これまで見たことのなかった日本産の鉢物の品質の高さと品目の多彩さに改めてびっくりしたようす。

    そして、日曜日には豊明花き佐々木主任の案内で、朝早くから渥美に向かってホテルを出発し、荒木植物園さんを訪問。


    荒木社長と香港から来日したバイヤーのマーティンさん



    香港のバイヤーさんも観葉植物の農場を見るのは初めてと言うこともあり、熱心に荒木社長に質問をしていました。そして、オランダでは栽培されていないアメリカから導入されたアローカシアなどの観葉植物に関心を持ち、次回の輸出便でトライアルをしてみようということになりました。


    荒木さんの農場訪問の様子については、iPhoneで画像編集してショートムービーにしてみましたので以下のYouTube動画をご覧になってみてください。







    そしてもう1軒、今月すでに試験輸送を行った御津観葉さんのフィカス・ベンジャミン’スターライト’の農園にご案内。実は、3月のJFIトレードフェアで展示されていたスターライトのスタンド仕立ての商品を久しぶりに見て、これは海外には絶対にない作りだからと試験的にピートモスに植え替えてもらうお願いをし、今月の試験輸送へとたどり着くことができた産地さんです。


    御津観葉さんのベンジャミン温室。



    私がまだ若かりし頃の十数年前からずっと綺麗だなって商品でしたが、実は今回が農場にお邪魔させて頂くのは初めてでした。ハウスに入ると一面スターライトがぎっしりと詰まっていて、本当に星の光のように明るいハウスでした。


    香港のバイヤーさんも生産されている商品にいろんなバリエーションがあるのを見て、自らいくつかのサイズの商品を選び出して注文して行かれました。


    農場訪問の様子については、iPhoneで画像編集してショートムービーにしてみましたので以下のYouTube動画をご覧になってみてください。





    今回のJFIトレードフェアへの香港のバイヤーの招聘は、前の週に私が香港に行っていた際に彼と話をしていたなかで、もしも私のマイルでチケットを予約して送ったら来てくれるか?と聞いてみた軽い思いつきのような話が短期間のうちに急展開して実現しました。


    彼の受入れについては準備期間が全くなかったのですが、今回の彼の来日で解ったことは、トレードフェアという場が輸出にも非常に効果的な場であるということでした。

    全国の優良生産者の皆さんが自信作を持ち寄って国内の買参人の皆さんに売り込むわけですから、おのずと魅力的な商品が1つの場所の大集結するまたという機会なのです。

    実際に、彼が来てくれたおかげで彼自身も日本の鉢物良さを知ることができ、一緒に歩いてブースを回っている間に、100点を超える商品をメモしたり写真撮ったりして共通の認識を持つことができました。これは今まで誰も成し遂げていなかった鉢物の周年輸出にとってはかなりステップアップができたと思います。


    今回香港のバイヤーさんが選んだ商品については、ピートモスへ植え替える処理が必要なものがほとんどなので全てをすぐに輸出することは難しいですが、最近ではかなりピートモスを主体とした配合培地を使って生産されている方も増えてきているので、観葉植物系についてはすぐに輸出が可能な商品もかなりありました。


    香港に鉢物を輸出する際には、現地側で輸入許可の取得が必要となることから、今すぐに準備しても2週間程度の準備期間が必要。ただし、今回バイヤーさんがピックアップした花や観葉植物については、輸出するしないに関わらず今週中に全ての商品の輸入許可の申請に現地でとりかかり、これから冬に向けて毎月継続して輸出を続けていこうという話になりました。


    鉢物輸出は春節向け輸出しかできないという状態がこれまでずっと続いてきていただけに、今回のバイヤー招聘で周年輸出に少し明るい道が拓け、とても良かったなと思います。


    昨日の朝、豊明花きの輸出メンバーと肩を組みながら今後の成功
    を誓い合う香港のバイヤー、マーティンさんと豊明花きの皆さん



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